本当に大丈夫?診断名を知らされず過ごした3ヶ月。双極症の脳を守る「環境選び」の重要性

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双極性障害Ⅱ型と診断されたのは、二十代半ばのことでした。
でも本当は、もっとずっと前から何かがおかしかった。
働くことが、どうしてこんなに苦しいのか分からなかった。

双極性障害とは何か

こんにちは。リセツです。
双極性障害は、気分の波が大きく揺れる脳の細胞の病気です。
うつ状態だけでなく、軽躁や混合状態を繰り返します。
私は双極Ⅱ型と診断されています。

双極Ⅱ型と診断されるまで

15で心身症の診断を受け、24,5くらいで双極性障害の診断を受けました

約十年ほど診断が遅れたのは、私自身にその症状が父親と同じものである可能性があると信じたくなかったからです。だから病院に行くのを何年も否定し続けてきました。

双極Ⅱ型の特徴と私の症状

双極Ⅱ型は、うつ状態が強く出る一方で、軽躁状態は周囲から気づかれにくいのが特徴です。

私の場合、まず「眠れない」ことが続きました。
エッセンシャルオイルやヒーリングミュージックなど、眠るためにできることは一通り試しましたが効果はありませんでした。

休みの日はガーデニングを8時間ぶっ通しで続けることもありました。
当時は「元気な日」だと思っていましたが、今振り返ると軽躁状態だったのだと思います。

一方でホールスタッフ時代ではレジ打ち中に吐き気がするほど消耗していました。

双極Ⅱ型は、
「今日は元気だね」
と言われるような軽躁と、強いうつ状態が交互に現れます。

しかも本人も周囲も気づきにくい。

実際、後になってから同僚や店長に
「なんかおかしいとは思っていた」
と言われました。

数年後、精油は猫に禁忌と知りました。当時は知識がなく、必死に眠ろうとしていただけでした。後悔はありますが、あの子を大切に思っていた気持ちは変わりません。

診断を知らされていなかった話

実はこんなことがありました。総合病院の先生に、病院変えたいから診断書くださいって言ったら、「そうですか、じゃあ出しときますね」
だけだった気がします。いや、私の診断は?それで、変更した病院の先生に三か月後、思い切って聞いてみたんです。「先生、私、何の病気なんですか?」
先生もびっくり。「え?聞いてないの?」「はい」「もらった診断書に双極性障害Ⅱ型って書いてあったよ」
マジでか。総合病院での最後の診察の時に言って欲しかったマジで。診断がつかなかったらとかハラハラしてた三か月を返せ。いや、私も悪いんですけど。

というわけで、仕事から帰ってきた母に速攻で報告。「やっぱりかぁ」と言われた気がします。
同じ双極Ⅱ型の父と10年以上我慢して生活してきた、しかも一番精神的に攻撃されてた母ですから、やっぱわかるんですね。

気になる方はこちらの記事もご覧ください

双極Ⅱ型と仕事の難しさ

医療事務として働いていた頃、
私は「このままでは悪化する」と直感的にも精神的にも限界を感じ、退職を決めました。

当時は勢いのように思えましたが、今振り返ると、あれは本当に限界だったのだと思います。

1年3か月働き、求人と引き継ぎのために最後の3か月を耐え抜きました。
「よく頑張った」と思えるようになったのは、辞めてから3年ほど経ってからでした。

その後、公文教室で週二回働きましたが、
理解できるようでできない感覚が続き、自己否定が強くなっていきました。
優しかった先生たちの言葉さえ怖く感じてしまったこともあります。

双極Ⅱ型では、

・集中力の波
・思考のまとまりにくさ
・自己評価の極端さ

が出ることがあります。

A型事業所でも、役割が増え、気分の振れ幅が大きい環境の中で負荷が強まりました。

私は聴覚過敏もあり、
人の声のトーンや強さが強いストレスになります。

就労継続支援B型という選択

最終的にB型へ移行しました。
静かな環境で心は安定しました。

ただ、A型の型にはまった掃除を思い出すと、B型の自由度の高い雰囲気に戸惑うこともあります。
正直に言えば、イラっとする日もあります。

実は、掃除の混乱をどうにかできないかと思い、改善の提案書を提出したことがあります。
書類の不備はなく、むしろ丁寧だと褒めていただきました。
けれど最終的には、「B型の利用者さんには少しレベルが高いかもしれない」と言われ、採用には至りませんでした。

正直、少し複雑でした。
できる部分があっても、それがその場に合うとは限らない。
必要とされないこともある。

それでも、ここが今の私に合っている場所であることも事実です。

双極と暮らすということ

外出する際は不安がつきまといます。

家の鍵はかけたか。
大窓の鍵は?
IHコンロのスイッチは切った?
猫たちはどこにいた?
最近火災が多いがうちは大丈夫か?

そんな不安が繰り返し浮かび、
最近では2時間も働けない日もあります。

それでも今は、
「合う環境を選んでいい」と少しずつ思えるようになりました。

できない日もありますが、それも含めて今の私だと思っています。


ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。

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