猫の腎臓病、水を飲んでくれない|ちゅ~るとウェットで補う日々

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猫の腎臓病、水を飲んでくれない|ちゅ~るとウェットで補う日々

猫の水皿の前に立って、減ってないなぁ、と思う日が増えました。
腎臓病の猫に水を飲んでほしい、というのは飼い主の共通の願いだと思います。
でも、うちの「カイ」ちゃんは水皿をだいたいスルーします。
代わりに、ちゅ~るとウェットフードはちゃんとねだってきます。
寝ている時間も長いです。

この記事は、そんな猫と暮らしている私の話と、調べたり試したりしたことのまとめです。
正解は書いていません。私もまだ探している途中です。

猫の腎臓病、水を飲んでるところをあまり見ない

腎臓病になると、薄いおしっこをたくさん出すようになるそうです。
水分が足りないと脱水になりやすくて、
それがまた腎臓に負担をかけてしまう、
と医療系の記事にも書いてありました。
水を飲んでもらったほうがいい理由は、頭ではわかっています。

でも、わかっていても、「カイ」ちゃんは飲んでくれません。たぶん。

「飲んでる?飲んでない?」が一番わかりません

水皿を毎朝洗って、新しい水を入れます。夜になって見ると、減っているような、いないような。蒸発したのか、飲んだのか、判別がつかない日もあります。

「飲んでる?飲んでない?それとも「しぃ」ちゃんが飲んだ?どれ?」

多頭飼いで尚且つ腎臓病の猫と暮らすうえで、地味に一番しんどい問いかもしれません。
明確な答えが出ないまま、毎日が続いていきます。

1日に必要な水分量の目安

調べてみると、猫に必要な1日の水分量は体重1kgあたり50ml前後が目安だそうです。
4kgの猫で200ml。これは「水として飲む量」ではなく、
フードに含まれる水分も合わせた総量とのこと。

ドライフードは水分10%程度、ウェットフードは70〜80%。
ウェットを食べていれば、水皿から飲む量はそれほど多くなくてもいい計算になります。

ただ、計算通りにはいかないのが猫です。
特にうちのお局猫様は気位が高いので。

うちの猫は、水よりちゅ~るをねだります

腎臓病が見つかってから、私の生活も少し変わりました。
猫の様子を見る時間が増えて、水皿、猫シートの尿の量、回数、臭いまでチェックします。

あのキツイ臭いはなくなたので、
雑菌まみれの膀胱炎は治ったとみて間違いないでしょう。

水皿はスルー、ちゅ~るには走ってきます

寝ている時間が長くなった猫は、起きてもあまり水を飲みに行きません。
でも、ちゅ~るを見せると反応します。

さりげなく起きてきたときに見せると
一気に覚醒してハグハグとビニールごと食べ始めます。
いや、ビニールは噛んだら駄目なんですけどね。

このギャップが、なんというか、笑ってしまいます。
深刻に考えすぎても続かないので、笑える部分は笑っておくようにしています。

ウェットフードもよく食べます。でも水は別腹のようです

ありがたいことに、ウェットフードはよく食べてくれます。
これで水分の大半は摂れているはず、と自分に言い聞かせています。
それでも、水皿の水はあまり減りません。

猫にとって、水皿の水と食事の中の水分は別物なのかもしれません。
野生のころから獲物の体液で水分を摂ってきた動物だかららしいです。
納得はします。でも、心配は残りますよね。

飲まない猫に、私が試した4つのこと

ここからは、実際に試したことのメモです。
全部に効果があったわけではないですし、
効果のあるものも日によってムラがあります。

① ぬるま湯

冷たい水より、人肌くらいのぬるま湯のほうが飲んでくれる、という話を見て試しました。
うちの猫には、半々くらいの確率で効きます。
というよりコップの水に興味を示さないことが多いです。
少なくとも「しぃ」ちゃんの方が、常温の水でがぶ飲みします。
額にまで顔を突っ込んで飲むものですから、母が爆笑していました。

② ウェットフードに少し水を足す

これが一番、無理がなかったやり方です。
スプーン1〜2杯のぬるま湯をフードにかけて、軽く混ぜます。
スープっぽくなって、フードと一緒に水分が入ります。
嫌がる日もあるので、その日は普通に出します。

③ 水分補給用ちゅ~るを常備

水分量が多めに作られている、いわゆる水分補給タイプのちゅ~るです。普通のちゅ~るより少しゆるくて、これは食いつきがいいです。

ただ、おやつの食べすぎはよくないと思うので、タイミングを決めて使っています。
特に「カイ」ちゃんは腸のリンパ腫に胃がんへの転移のせいで、よく吐くようになりました。
なので、一回に上げられるちゅ~るの本数は2本までと決めています。

腎臓ケアでは低リン・低ナトリウムが基本。
ただ、現実には「理想の数値」より「食べ続けられるか」のほうが重要になる場面もあります。

だからうちでは「カイ」ちゃんが大好きなカルカンのウェットフードを献上しています。
ちゃんと毎回食べきってくれるのでホントに安心しています。体重も減ってないですし。

④ 飲水量を「だいたい」で記録

「しぃ」ちゃんもいるので正確には測れません。
「だいたい」で済ませています。
朝入れた水と、夜の水の量を目分量で比べて、
多い日・少ない日をざっくりメモしておくくらいです。

これをやって何が変わったかというと、自分の不安が少し減りました。
いくら「しぃ」ちゃんが飲むとしても限度がありますからね。
記録があると、「最近全然飲んでない気がする」が「先週よりは飲んでる」に変わったりします。

水を飲ませたい私と、寝てばかりの猫

腎臓病の猫を抱えていると、自分のほうが先に消耗してしまうことがあります。
水を飲んでほしい、ご飯を食べてほしい、薬を飲んでほしい。
やってほしいことが、たくさんあります。

でも猫は、たいてい寝ています。

その姿を見ていると、「この子は今、自分のペースで生きているんだな」と思う日もあれば、
「もっと飲んでよ」と心の中で呟く日もあります。両方あります。

「カイ」ちゃんの性格(繊細で気位が高い)と、もともとの体の作りと、その日の気分の問題なんだろうな、
と。完璧にコントロールはできないので、できることをやって、
あとは「カイちゃん」に任せる。そのあたりの線引きを、まだ探しています。

結論だけ知りたい方へ

  • 猫の腎臓病では水分摂取が大事ですが、水皿の水だけで補う必要はないそうです
  • ウェットフードは水分含有量70〜80%で、効率よく水分が摂れます
  • 水分補給タイプのちゅ~るやウェットを上手に使うと助かります(低リン・低ナトリウム推奨)
  • 水皿の数や置き場所、温度を変える工夫は試す価値がありそうです
  • 飲水量は「だいたい」でも記録しておくと、安心材料になります
  • 飼い主が頑張りすぎないことも、わりと大事かもしれません
  • 水もウェットフードも食べ飲みしない場合が続くなら病院に行きましょう。
    少なくとも脱水症状は防げるはずです。「そー」ちゃんの時は点滴と吐き気止めの注射でなんとか持ち直した経験があります。猫様によるかもしれませんが…。

おわりに

今日も「カイ」ちゃんは、よく寝て、ちゅ~るをねだって、ウェットフードを完食しました。水皿の水は、少しだけ減っていた気がします。

これでいいのかどうかは、正直わかりません。
でも、わからないまま、明日もたぶん同じことを繰り返します。
その繰り返しが終わらなければいいのにな。

それが今の、私と「カイ」ちゃんと「しぃ」ちゃんとの暮らしです。

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この記事を書いた人

「双極性障害」「老猫介護」「ペットロス」「脳疲労」。

このブログでは、
混合状態や在宅生活の中で感じたことを、
猫たちとの暮らしと一緒に記録しています。

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