さて皆さん、オキシトシンという幸せホルモンをご存じでしょうか。猫様でも犬様でも、撫でられたら嬉しいものです。
それが死の淵にいるという、悲惨な状態だったとしても、です。
動物にとって最期の瞬間に「大好きな人に触れられている」という安心感は、一生分の記憶に勝るほどの充足感だと言われています。
お医者様は「もうこの子は何も感じられなくなっています」、そう言いましたが、私たちは交互に、「そー」ちゃんが息を引き取るまでずっと撫で続けました。
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動物を撫でるという行為は、私たち人間側にもオキシトシンが出て、幸せな気持ちになります。私たちが「そー」ちゃんを撫で続けるきっかけになった言葉は、母からのものでした。
「撫でてあげ。オキシトシンが出るから。幸せホルモン出るから」
どれだけ腕がしんどかろうと、止めたい気持ちになろうと、それでも「そー」ちゃんのためになるのなら。いつ最期の瞬間になろうとも、手は止めない。
「そー」ちゃんの危篤の知らせを受けて即行で帰ってきた弟とともに、三人で協力しながら、その時を迎えました。私が撫でる順番の時でした。
「そー」ちゃんが亡くなった原因は、肝臓の癌が脳に転移したこと。
飼い主として知っておくべきこと
じゃあ、その肝臓の癌はどこから来たんだろう。まさか、もう止めたエッセンシャルオイルが原因?でも、それなら癌ではなく肝不全のはず。
お布団と一緒に段ボールに入れられた「そー」ちゃんを見ては、そんなことを考えていました。私のせいだ、と。
でも違いました。違うと思えるように、一年かけてなりました。
精油は肝臓の機能不全を招くリスクがあるとされていますが、癌そのものは遺伝や体質、加齢など、多くの要因が重なって起こるものなのかもしれません。だから、自分を責めすぎる必要はないのだと思います。
皆さんにも注意喚起です。精油(エッセンシャルオイル)、アロマオイル、芳香剤、消臭剤(スプレー型は炭配合のものでもアウトです)、ポプリ(匂いの強いものは精油が使われている可能性が高い)。これらはお猫様にとって有毒だと言われています。
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臭いと猫の健康を両立させるには
なら何がいいかというと、ガチの炭です。炭そのもの。某人気アニメの主人公の生来のお仕事でしたね。
ちょーっとお高いですが、愛猫のためなら仕方ありません。……とか言いつつ、コンパクトな空気清浄機しか置いていない私です。
ついに母に「あんた、猫臭かったで」と言われてしまいました。いや、同じ家に住んでるんだから、人のこと言えないでしょうよ。
肝臓に解毒機能をあまり持たないお猫様。愛猫と長く長く一緒にいたいなら、できる限りの不安要素は避けるべきなのかもしれません。
あ、心臓の弱い子以外なら、キャットニップやマタタビで遊んであげるのは大丈夫なはずです。詳細はご自分でも調べてみてくださいね。
うちの「しぃ」ちゃんは心臓の形が少しおかしく、先生には「この子は心臓が弱いね」と言われました。なので、ちょっとアクロバティックに遊んだり、シャトルランしたりするとすぐ疲れます。
今5㎏あるので、減量しないと心臓に負荷がかかってしまうのだとか。某大手ペットフード販売会社で減量フードを買いましたよ……。ああいう準療養食って、少々値が張りますよね。
▶ 5㎏の元気な子と病気の子、両方と暮らす日々のことはこちら → 5㎏の元気な猫と病気の猫|双極性障害の私が見つけた“適度”のルール
ちなみに約一年前、腸のリンパ腫で水便が3日続いた「カイ」ちゃんは、今は粉薬と水薬を毎日飲んで、健康的な便を出しています。
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14歳差の壁が高い
今日も今日とて、「カイ」ちゃんと「しぃ」ちゃんの仲が険悪です。「カイ」ちゃんと遊びたい「しぃ」ちゃん。
しかし、プライドがエベレスト級な「カイ」ちゃんにそれは逆効果。かん高い鳴き声とともに、へにゃちょこパンチがさく裂しました。これにはさすがの「しぃ」ちゃんもドン引き……かと思いきや。
「もう慣れたわ」みたいな感じで、こちらもへにゃちょこパンチで応酬し、後をついて回る「しぃ」ちゃん。
強い。「そー」ちゃんは、あのかん高い声とへにゃちょこパンチに、けっこうドン引きしてたんですけどね。
実はここだけの話、「カイ」ちゃんは粗相の達人でして。女の子なのに、ちょっと恥ずかしい話ですが、私たち人間にとっては死活問題でした。こたつに、お布団に、お風呂場のマットレスに、カーペットに。もうあらゆるところに粗相をして、母と私を困らせてばかりでした。
これがまた、最近はマーキング程度の少量のおしっこですから、全く気づけないんですよね。母は毎日床掃除をしています。
というのも、「カイ」ちゃんはお腹の中で敗血症を起こしているので、清潔でないとダメなのです。血液検査で白血球の数値が0だと聞いた時は、耳を疑いました。
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寒さゆえ、なかなかお家から出てきてくれなくて、薬を飲ませるために引っ張り出すのも、そろそろかわいそうになってきました。でもここは心を鬼にして、お薬を飲ませるほかありません。
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そんな私たちと猫様たちの日常を、これからもよろしくお願いします。
……ちなみに、このお布団に「カイ」様がなかなか入ってくれなくて。先に入ったのが、空気を読まない「しぃ」ちゃんでした。でも、そこがいい。可愛い。親ばかの自覚はあります。

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