【双極症の日常】叔母の失言と私の「ヒヤリ」。主治医との5分診察を効率化するコツ

1. 「個人情報の境界線」と、制御がきかない前頭前野

皆様、突然ですが「個人情報の範囲」って、日頃どのくらい意識して過ごしてらっしゃるでしょうか。

「これは言っていいこと」「これは墓場まで持っていくこと」。その境界線をきちんと引けるのは、社会で生きていくうえで、わりと大事なスキルだと思います。

でも、正直に告白します。私は「全く意識できていない派」です。

なぜそうなるのか。自分なりに考えてみると、これまで人間関係を築いたり保ったりしてきた経験が、そもそも浅いこと。そして何より、双極性障害という病で「前頭前野(理性をつかさどる脳の部位)」が、少しばかり制御不能になっているからかもしれません。

人は、新しく知った情報を誰かに話したくなる生き物のようです。私の場合、それが時々、病的なレベルで止まらなくなるんですよね。

2. 叔母の失言と、自分への「ヒヤリ」

同じような境遇にいる叔母が、先日その「口の軽さ」で、母の踏み込んではいけない場所に、派手にタップダンスで踏み込んでしまいました。「歩いて仕事に行く」という母との約束をあっさり破ったうえに、余計なことまで口にして、母の怒りを買ったのです。

あとでその話を母から聞いたとき、私は背筋が凍りました。「あ、この前、私も同じようなこと、やっちゃったかも……」。特定の友人に、本来は伏せておくべき情報を、ポロッと漏らした記憶がよみがえったのです。

幸い、その友人は他人に言いふらすタイプではなかったので、母も「その人なら大丈夫だろう」とフォローしてくれました。でも、まさに冷や汗ものの出来事でした。

ではなぜ、私は叔母に「それは個人情報だぞ」とキツめに釘を刺したのか。きっかけは、叔母の姉(私にとってもう一人の叔母)に、「あの子が別の就労継続支援B型事業所への見学を検討していること」を話していいか、と聞かれたからです。

叔母の姉は、しばしば「あの子や弟はどうしているのか」と聞いてくるそうです。叔母にしてみれば、適当にあしらうより、正直に話してしまうほうが楽なのでしょう。

私は基本的に口は重いほうです。でも、混合状態や躁寄りになると、もう止まりません。自分でも驚くくらい、ペラペラと話し続けてしまうんですよね。

3. 古い価値観と「人の口に戸は立てられぬ」

叔母の姉に情報を漏らしたくないのには、理由があります。

彼女のような古い価値観の世代に、私が今いちばん力を注いでいる「パソコンでの在宅ワーク」という働き方が、正しく理解されるとは思えないのです。「楽をしている」とか「そんなの仕事じゃない」とか。そういう偏見にさらされるのが、目に見えています。

しかも彼女には、「ここだけの秘密」を守れないという前科もあります。だからこそ母も、個人情報としての重みを説いて、釘を刺したのでしょう。

ああ、恐ろしや。まさに「人の口に戸は立てられぬ」です。聖書にも、私たちの弱さを突くような一節があります。

ヤコブ 3:2「私たちは皆,何度も過ちを犯します。言葉で過ちを犯さない人がいれば,それは完全な人で,体全体を制御できます」

言葉を完璧に制御できる人はいない。だからこそ、病を抱える私たちは、人一倍、自分の「舌」に用心したほうがいいのかもしれません。

4. 5分診察の救世主「毎日まめ」アプリ

おっと、前置きが長くなりました。昨日の定期通院の話を忘れていました。

最近、早朝にパッと目が覚めてしまったり、心臓がバクバク波打ったりする症状が出ていました。血圧が上がっているのか、混合状態の余波なのか。私はセルフモニタリングアプリ「毎日まめ」で記録したグラフを見せながら、主治医に相談しました。

結果、処方薬に変更はなし。それが良いことなのかどうかは分かりません。先生はポロッと「自律神経かなー」と口にしました。

「いや先生、その自律神経をどうにかしてほしいのですが!」……と喉まで出かかったものの、チキンな私は結局言えずじまい。アラフォーにもなって、主治医への質問ひとつに勇気が要る自分に、ちょっと苦笑いしてしまいます。

それでも今回あらためて感じたのは、「毎日まめ」アプリの圧倒的な便利さです。

精神科の診察時間は、多くの場合5分くらい。この短さで、自分の波も、体調の変化も、悩みも、タスクの状況も、全部話すのはまず無理なんですよね。

でも、可視化したグラフを「はい、これ」と見せるだけで、説明にかかる時間をぐっと減らせます。その分、もう少し深い対話に時間を回せる。初診でもないのに10分以上診察室にいる方がいるのは、こういう効率化や、あるいは先生の深い理解のおかげなのかもしれません。私もかつて、愛猫を亡くしたペットロスのときには、じっくり話を聞いてもらいました。

5. 「しぃちゃん」が「おもち」になる件について

最後に、我が家の癒やし担当の話を。

ついに「しぃちゃん」の減量フードが届きました。これで一安心です。あとは、ついサボりがちなブラッシングを徹底して、運動不足を解消させるだけ。

……なのですが、ここで深刻な問題が起きています。母と弟が、だいぶ前から、しぃちゃんを「もち」と呼び続けていたせいで、私の脳内に強烈な刷り込みが起きてしまったのです。

「いやいや、しぃちゃんでしょ」と抵抗していたはずなのに、今ではもう、彼女が美味しそうな「おもち」にしか見えません。ついには、私の口からも「あ、もち……」という言葉が漏れるようになってしまいました。母と弟の馬鹿ー!

愛しの、愛しのしぃちゃん。これ以上、家族から食べ物扱いされないように、今日から本格的にダイエット、頑張ろうね。いっぱい遊んで、シュッとした美猫に戻ろうね。

……なんて心の中で誓いつつ、結局今日も、モチモチした彼女をモチモチ撫でまわしている私なのでした。

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この記事を書いた人

「双極性障害」「老猫介護」「ペットロス」「脳疲労」。

このブログでは、
混合状態や在宅生活の中で感じたことを、
猫たちとの暮らしと一緒に記録しています。

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