1. 「個人情報の境界線」と制御不能の前頭前野
皆様、突然ですが「個人情報の範囲」について、日頃からどの程度意識して過ごしてらっしゃるでしょうか? 「これは言っていいこと」「これは墓場まで持っていくこと」。そんな境界線を明確に引くことは、社会生活において極めて重要なスキルです。
しかし、私は正直に告白します。私は「全く意識できていない派」です。 なぜそうなってしまうのか。自分なりに分析してみると、これまでの人生で人間関係を構築し、維持してきた経験が圧倒的に浅いこと、そして何より、双極性障害という病によって「前頭前野(理性を司る脳の部位)」が少しばかり制御不能になってしまっているからだ、という結論に至ります。
人間という生き物は、新しく知った情報を誰かに話したくなる、アウトプットしたくなる習性があるようです。私の場合、それが病的なレベルで制御不能になる瞬間があります。
2. 叔母の失言と、自分への「ヒヤリ」
同じ境遇にある叔母は、先日この「口の軽さ」によって、母の踏み込んではいけない場所で派手にタップダンスしてしまいました。「歩いて仕事に行く」という母との約束をあっさりと破り、余計なことを口にしたことで、母の怒りを買ってしまったのです。
その話を後で母から聞いたとき、私は背筋が凍るような思いがしました。「あ、この前、私もそれと同じようなこと、やっちゃったかも……」。 特定の友人に、本来なら伏せておくべき情報をポロッと漏らしてしまった記憶が蘇ったのです。幸い、その友人は他人に吹聴するようなタイプではなかったため、母も「その人なら大丈夫だろう」とフォローしてくれましたが、まさに冷や汗ものの出来事でした。
では、なぜ私は叔母に対して「それは個人情報だぞ」とキツめに釘を刺したのか。 それは、叔母の姉(私にとってのもう一人の叔母)に対し、私が「別の就労継続支援B型事業所への見学や検討をしていること」を話していいか、と聞かれたからです。
叔母の姉は、しばしば「あの子(私)や弟はどうしているのか」と聞いてくるそうです。叔母にしてみれば、適当にあしらうよりも、正直に話してしまうほうが楽なのでしょう。しかし、私は基本的に口が重いほうですが、混合状態や躁寄りになると、もう止まりません。自分でも驚くほどペラペラと話し続けてしまうのです。
3. 古い価値観と「人の口に戸は立てられぬ」
私が叔母の姉に情報を漏らしたくないのには理由があります。 彼女のような古い価値観を持っている世代に、私が今情熱を注いでいる「パソコンでの在宅ワーク」という働き方が、正しく理解されるとは思えないからです。「楽をしている」とか「そんなの仕事じゃない」といった偏見にさらされるのが目に見えています。
さらに、彼女は「ここだけの秘密」を守れないタイプだという前科もあります。だからこそ母も、個人情報としての重みを説き、釘を刺したのでしょう。 ああ、恐ろしや。まさに**「人の口に戸は立てられぬ」**。 聖書にも、私たちの弱さを突くような記述があります。
「ヤコブ 3:2 私たちは皆,何度も過ちを犯します。言葉で過ちを犯さない人がいれば,それは完全な人で,体全体を制御できます」
言葉を完璧に制御できる人はいない。だからこそ、病を抱える私たちは人一倍、自分の「舌」に用心しなければならないのだと痛感します。
4. 5分診察の救世主「毎日まめ」アプリ
おっと、前置きが長くなりました。昨日の定期通院の話を忘れてはいけません。
最近、早朝にパッと目が覚めてしまったり、心臓がバクバクと波打ったりする症状が出ていました。血圧が上がっているのか、あるいは混合状態の余波か。私は主治医に、セルフモニタリングアプリ「毎日まめ」で記録したここ最近のグラフを見せながら相談しました。
結果、処方薬に変更はありませんでした。それが良いことなのかどうかは分かりませんが、先生はポロっと「自律神経かなー」と口にしました。 「いや、先生、その自律神経をどうにかしてほしいのですが!」……そう喉まで出かかりましたが、チキンな私は結局言えずじまい。アラフォーにもなって、主治医への質問一つに勇気が要る自分に苦笑いしてしまいます。
しかし、今回改めて実感したのは、「毎日まめ」アプリの圧倒的な便利さです。 精神科の診察時間は、多くの場所で5分程度。この短い時間で、自分の波、体調の変化、悩み、タスクの状況をすべて話すのは不可能です。 アプリで可視化したグラフを「はい、これ」と見せるだけで、説明する時間を大幅にカットし、より深い対話に時間を割くことができます。初診ではないのに10分以上診察室にいる方がいるのは、こうした効率化や、あるいは先生の深い理解のおかげでしょう。私もかつて、愛猫を亡くしたペットロスのときには、じっくりと話を聞いてもらいました。
5. 「しぃちゃん」が「おもち」になる件について
最後に、我が家の癒やし担当たちの話を。 ついに「しぃちゃん」の減量フードが届きました!これで一安心です。あとは、ついついサボりがちなブラッシングを徹底し、運動不足を解消させるだけ。
……なのですが、ここで深刻な問題が発生しています。 母と弟が、だいぶ前からしぃちゃんのことを「もち」と呼び続けていたせいで、私の脳内に強烈な刷り込みが起きてしまったのです。 「いやいや、しぃちゃんでしょ」と抵抗していたはずの私ですが、今ではもう、彼女が美味しそうな「おもち」にしか見えません。ついには、私の口からも「あ、もち……」という言葉が漏れるようになってしまいました。母と弟の馬鹿ー!
愛しの、愛しのしぃちゃん。これ以上、家族から食べ物扱いされないように、今日から本格的にダイエット頑張ろうね。いっぱい遊んで、シュッとした美猫に戻ろうね。 そう心の中に秘めつつ、モチモチした彼女をモチモチ撫でまわしている毎日です。



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