昨日まで普通だったのに、また落ちた|双極性障害の「小さな波」が一番しんどい話

つらい日

昨日まで大丈夫だったのに、また落ちた

「昨日まで大丈夫だったのに、今日はもう動けない」。

こんなふうに、わずか2日だけ元気だったにもかかわらず、また落ちていることに気づいたとき、私はまず「またか」という気持ちに飲み込まれます。

たった2日元気だっただけでも、脳は勝手に「もう大丈夫かも」と思い込んでしまう。
そのあとに落ちると、その落差が思っている以上にしんどい。

波が大きくなくても、この「戻ったつもり」からの落差が、一番こたえるんですよね。

小さくても、ちゃんと「しんどい」波として存在しています。

しんどいのに、外からは「ちょっとした気分の落ち込み」くらいに見られがち。
だから余計に、自分でも「これくらいでしんどいと思うのは大げさなのかな」と感じてしまうことがあります。

でも、この小さめの波こそ、実は一番油断できないしんどさだと、私は感じています。

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双極性障害で「小さな波」が繰り返される理由

私が「これは波が小さくなった」と感じるとき、実は、脳が完全に安定しているわけではないことが多いです。

むしろ、「まだ調整の途中にある状態」と言ったほうが近いのかもしれません。

気分が一時的に戻る。
でも、生活リズムや睡眠、体調、ストレスなどが重なると、また小さな波が現れる。

双極性障害の回復は、一直線ではなく、少しずつ上下しながら安定に近づいていくような感覚があります。

小さな波は、外からは「ちょっと疲れている」くらいにしか見えないことも多いです。
でも、本人にとっては、昨日と同じことをするだけで、ぐったりしてしまうこともある。

この「見えにくさ」が、かえって不安を強くしてしまうこともあるんですよね。


小山(小さな波)が一番しんどい理由

私にとって、一番しんどいのは「大きく落ちた状態」より、どちらかというと「小山」です。

なぜなら、完全に落ちきっていない分、無理ができてしまうからです。

「昨日は動けたんだから、今日はもう少しだけ……」
「ちょっとだけSNSを開いてみよう」
「少しでも家事をやったら、気持ちがラクになるかもしれない」

こうして、「まだいける」と感じて、少しずつ負荷を増やしてしまう。

でも、それは「回復した」というより、「少しだけ動ける状態」であることも多い。

私の場合、環境的には悪くないんです。新しいB型の仕事も楽しいですし。
ただ、その楽しさが鬱へと加速させてしまっているのかもしれません。

・B型の仕事が楽しくてブレーキがきいてない
・今日この日この時に聞いておかなければならない、と意気込む時がある。
・自分でも判断が難しい

この3つが重なって、「小さな波」のしんどさを強くしているように感じます。


また落ちた時の過ごし方(実体験)

落ちたときに気をつけているのは、「昨日と同じように動ける前提で考えないこと」です。

「昨日調子が良かったから、今日も大丈夫」
この考え方が、あとで反動を大きくしてしまうことがあるからです。

落ちた日は、その日の「できることだけ」をやるようにしています。

たとえば、
・食事を最低限とる
・薬を飲む
・シャワーだけでも浴びる
・余裕があれば、ベッドの上を少し整える

このくらいでも、十分だと考えています。

なので、晩御飯の用意は母に投げます。

「ちゃんと動けたか」よりも、「最低限を守れたか」を優先する。

また、落ちた日は「一度リセットする感覚」も大切にしています。

予定を見直したり、無理そうな予定はキャンセルする。
それも、自分を守るための選択の一つだと思うようになりました。

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波に振り回されないために意識していること

私が意識していることは、大きく3つです。

まず、予定を詰めすぎないこと。
昨日元気だったからといって、今日も同じように動けるとは限りません。

次に、元気な日ほど少しセーブすること。
「まだいける」と思うときほど、あえて一つに絞るようにしています。

そして、ライフチャートで自分の状態を把握すること。

「毎日まめ」などで気分の流れを見ていると、
自分では気づきにくい変化も見えてくることがあります。

この記録は、「自分を責めるため」ではなく、「自分を守るため」に使う。
そう考えると、少し気持ちが楽になります。


それでもしんどいあなたへ

小さな波でも、ちゃんとしんどいです。

「昨日まで大丈夫だったのに、今日はもう無理」
この感覚は、気のせいでも、甘えでもありません。

ただ、脳が一時的に「まだいける」と判断してしまい、少し負荷がかかりすぎただけのこともあります。

同じように感じている人は、少なくありません。

それは、「うまくできていない」からではなく、
「調整しながら進んでいる途中」だからだと思っています。

この波が、あなたのすべてではありません。

今はただ、「波のある中で、それでも生きている」状態。

それだけでも、十分に意味があります。

今日は、できたことが少なくても大丈夫です。

しんどい中でここまで来たこと、
そのこと自体を、少しだけ認めてあげてください。

私も脳疲労が溜まってきたので一度寝ます。
こまめに睡眠をとるのも戦略の一つですからね。

さあ、皆さんもスマホやタブレットを閉じて脳と目を休めましょう。

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